皆さん、こんにちは。満室研究所所長の山岡清利です。
今年の北海道は台風の当り年で、台風の被害が甚大でした。被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げますと共に、皆さまの安全と、被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
今回のコラムは、直接的な空室対策ではありませんが、事故防止、建物の寿命を延ばすためにも常に点検して置きたい箇所を伝えたいと思います。賃貸経営者として自己所有物件の現状は把握しておきたいものです。
多くの方が忘れがちな点に屋上点検があります。ほとんどの場合、入居者もオーナーも普段は目にしない部分ですが、屋上の特に「 排水口 」の状況は、定期的に確認しないと困ることになります。
■ 事例1
下の画像はアパマン巡回時に、物件の最上階から見た近隣物件の屋上の様子です。右側の建物と右側の建物の屋上に水が溜まっているのが確認できます。
右側の建物の屋上には一部、水が残っています。原因としては、「 勾配が排水口に向かっていない 」、「 防水層が膨れ水をせき止めている 」、「 排水口にゴミが詰まっている 」などが考えられます。
左側の建物の屋上はプール状態で、水が排水されずにかなりの量が残...
今年の北海道は台風の当り年で、台風の被害が甚大でした。被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げますと共に、皆さまの安全と、被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
今回のコラムは、直接的な空室対策ではありませんが、事故防止、建物の寿命を延ばすためにも常に点検して置きたい箇所を伝えたいと思います。賃貸経営者として自己所有物件の現状は把握しておきたいものです。
多くの方が忘れがちな点に屋上点検があります。ほとんどの場合、入居者もオーナーも普段は目にしない部分ですが、屋上の特に「 排水口 」の状況は、定期的に確認しないと困ることになります。
■ 事例1
下の画像はアパマン巡回時に、物件の最上階から見た近隣物件の屋上の様子です。右側の建物と右側の建物の屋上に水が溜まっているのが確認できます。
右側の建物の屋上には一部、水が残っています。原因としては、「 勾配が排水口に向かっていない 」、「 防水層が膨れ水をせき止めている 」、「 排水口にゴミが詰まっている 」などが考えられます。
左側の建物の屋上はプール状態で、水が排水されずにかなりの量が残...
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